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音楽用カセットテープの性能
 磁気テープの磁性層には「磁性体」という鉄の微粒子がベースフィルムの上に塗布されています。
 この微粒子の一粒一粒が磁気ヘッドにより磁化されることで永久磁石化、つまり、”音波の強弱磁気の強弱として記録されるわけです。

音楽用カセットテープの構造
SONY,TDK,maxell,fujiなどが販売
 磁性体の粒子が細かいほど高密度になり、多くの情報(広帯域)を記録することができます。
 音楽用カセットテープには、ノーマルテープやメタルテープなどがあります。ノーマルテープよりもメタルテープのほうが周波数特性やSN比および感度等に優れている訳は、従来のコバルト酸化鉄系テープに比べて、保磁力、出力とも高く超微粒子化されているためです。
 さて、音質についてですが、テープの種類によってイコライズされております。
 しかし、音の良さというのは周波数特性だけでは決まりません。
 色に3要素があるように、音にも「音色」「音の高さ」「音の強さ」という音の3要素があるのです。
 この3つのバランスがとれて、初めて音の善し悪しが決まるのです。
 またSN比(SN比が高ければ、雑音の影響が小さく、小さければ影響が大きい)や感度、そしてバインダカセットメカニズムの構造も重要な要素です。

 音楽用カセットテープは、オランダの電機メーカーであるフィリップス社が、フェライトを素に1962年に開発したオーディオ用磁気記録テープ媒体の規格である。
 しかし、最近はスマートフォンなどのフラッシュメモリー型の携帯プレーヤーを利用する人が多く、音楽用カセットテープの生産がどんどん終了されており、もはや消え去る運命にあります。
おわり
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怪奇大作戦
 昔、円谷プロの「怪奇大作戦」というテレビ番組がありました。
そのシリーズの中で、テレビが殺人を犯すという作品がありました。
それは、会社員(被害者)の男性が仕事から帰ってきて、テレビを観ようと電源スイッチを入れると、チャンネルが勝手に切り替わり、銃が現れてレーザー光線が発射され、男性を殺してしまうという内容です。
「怪奇大作戦」では、電話やテレビ、コンピュータなどが殺人を犯す内容が多く、その犯人はいずれも、かなりの知能犯だったような気がします。

怪奇大作戦#10 「死を呼ぶ電波」
 以前、ポケモン騒動があり、そのときテレビが人間に危害を及ぼすような時代がついに来たかと思いました。
 しかしその原因は、フラッシュ効果が極めて強く長すぎるという、アニメ製作上の問題のようでした。従って、製作段階で点滅を弱くするとか、間隔を短くするなどの処置をすれば、大きな問題にはならないと思います。
ポケモンショック
 円谷プロの「怪奇大作戦」のDVDは(欠番の「狂鬼人間」)を除き、全作品を購入しました。現在は、妻が楽しんでいます。
怪奇大作戦 怪奇大作戦の動画
おわり
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レーザーディスクのスノーノイズ
 一般にスノーノイズというのは、テレビのアナログ放送において、電波の弱い地域で映像がザラザラになる状態の事を言います。
現在はデジタル放送ですので、電波が弱い場合はスノーノイズではなく、四角いブロックノイズが発生します。
 映像信号がアナログ方式のレーザーディスク(LD)の場合も、画面全体がザラザラになるノイズをスノーノイズと呼んでいました。
一方、DVDの信号はディジタル方式ですので、ブロックノイズが発生する場合があります。
 それでは、今は懐かしいレーザーディスク(LD-1990年代前半が全盛)で問題になったスノーノイズの話をしたいと思います。
私の場合は、70ミリスペクタクル映画「ベンハー(LD版)」に、このノイズが起こりました。「ベンハー」は購入してから2年くらい経過していましたが、割合簡単に良品と交換してもらいました。
 何故「割合」かといいますと、パイオニアLDC社の電話受付の女性が「購入してすぐであれば交換しますが、それ以外は交換しません」と回答したのです。
 私はLDの経年劣化(初期のメディアの素材が錆びてスノーノイズやメダカノイズが発生した。)の説明を行なう為に一苦労した記憶があります。
スノーノイズの例(画面がザラザラ) メダカノイズの例(画面にパルス状のノイズ)
 LDの「メダカノイズ」についても同様な経験があります。
 東映動画「1000年女王」の後半からエンディングにかけて、このノイズが発生しました。これについては、購入してすぐであったためか、交換に応じてくれました。
 映画「孔雀王」も画面がザラザラになる「スノーノイズ」が発生しました。この場合は、販売店や発売元であるポニーキャニオン社に経年劣化の説明をするのに苦労しました。
 プレス元の日立からは検査報告書なるものを受け取ったのですが、LDの経年劣化の説明は、何も記載されていませんでした。

東映動画 1982年3月13日公開「1000年女王」より,エンディング
 ポニーキャニオン社発売の映画「少林寺への道」にもスノーノイズが発生しましたが、これは廃盤となっていたため別のタイトルに交換してくれました。いずれにしましても、営業所や販売店の係員に対しLDの経年劣化の説明には苦労しました。
 とにかく、メーカーや販売店側には、レーザーディスクの寿命は半永久的という謳い文句が念頭にあったようです。
 LDの購入者が、不良品をつかまされて、泣き寝入りする事はメーカーの技術発展のためのマイナス材料にしかならないと思います。
 現在、LDは既に生産終了になっていますので、スノーノイズが発生した場合は、運が良ければ、同タイトルのDVD版と交換して貰えるかも知れません。その訳ですが、パイオニアLDC社は「レーザーディスクの寿命は半永久的」と銘打って販売し、LD vs VHD戦争を勝ち抜きましたので、スノーノイズが発生したら良品と交換するのが当然です。
LDの生産が全世界で終了。最終プレスは川中美幸
おわり
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スクラッチノイズと丸針
 最近、昔のアナログレコードが見直されてきたという話題があります。しかしアナログレコードの大敵は、ゴミや埃がレコードに吸着することです。
 こうして発生するスクラッチノイズ(チリチリ、パチパチ音)というのは、レコード針がゴミの粒の上を乗り越える時に発生するだけですから、本来は極めて短い半波の、ほとんど音にもならない波形です。

スクラッチノイズが多い音声波形
 スクラッチノイズが多い場合は、シンセサイザーなどの音楽よりも、クラシックのほうが圧倒的に気になります。電子音楽の場合は、ノイズか楽器かの区別がつきにくい場合が多いからです。スクラッチノイズが少ないほうが望ましいに決まっております。
しかし、映像のスクラッチノイズは、どうにもなりませんね。テレビ映画では、スクラッチノイズだらけの旧作映画が放映されますから観るに堪えないでしょう。聴覚よりも視覚の方がスクラッチノイズには敏感ですからね。
 ところで、丸針の方が接触面積が少ないせいか、スクラッチノイズが少ないように感じますが、そうともいえません。
それは、楕円針のように接触面積が大きければ、同じ針圧の場合、針先がレコード盤にめり込む度合いが減りますので、粉塵の影響が少なくなります。
 そのためには出来るだけ良い音で残したいと思いますので、周波数特性や過渡特性に優れたMCカートリッジをお勧めしています。
 一度ディジタル化してしまえば、あとはパソコンのソフトでどのようにでも加工することができます。
おわり
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レコードの再生環境
 音楽鑑賞の主役をCDとネットの音楽配信に譲ったアナログレコードの再生環境が悪くなっているのは確かですが、放送局にアナログレコードが有るかぎり、生産打ち切りということはないと思われます。
 昨年(2012年)の統計によりますと、アナログレコードは、熱を帯びているようで、生産枚数は、CDより大幅に少ないとはいえ前年同期比で7割も増加したとのことです。
 拡大するシニアマーケットに注目が集まる中、デビュー50周年のザ・ビートルズの全集や、結成50年のザ・ローリング・ストーンズの高音質LPの発売も予定され、アナログに郷愁を感じる中高年に加え、新たなファンを獲得しそうな勢いだそうです。
 日本レコード協会によると、2012年の1~9月のアナログディスクの生産枚数は23万8千枚で、前年同期比69%増。邦楽は58%増ですが、洋楽に限れば96%増でほぼ倍増となっているとのことです。
 注目のレコードも多数リリースされ、EMIミュージック・ジャパンは、ビートルズの14枚組ボックスセットを発売され、同社マーケティング2部の大島隆義チーフプロデューサーは「もともとアナログで発表された作品。ビートルズが目指したサウンドを楽しんでほしい」と話しています。
黒くぬれ (ザ・ローリング・ストーンズ)[1966年発売、ロンドンRSGでの演奏曲]
「ボーカル」ブライアン・ジョーンズ 1969年7月3日(満27歳没)溺死説, 他殺説あり
私も若かりし頃にシングル盤を買いました。懐かしいですね。若返ります。
 また、デンオンやオーディオテクニカからも、新型カートリッジが発売されていますから、まず、アナログレコードの生産打ち切りの心配はないと思っております。もしも、生産打ち切りになる事態が来ましたら、MCカートリッジを数本買うでしょう。
 私の場合、 アナログレコードとCDの割合は約3:1です。
 スクラッチノイズの有無や、スクラッチ除去ソフトを使用するしないに関らず、ピックアップのカートリッジには高性能のものを使用したほうが、周波数特性や歪みなどの改善のために良いと思います。
おわり
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ピンクフロイド「原子心母」
 私は、独身の頃からピンクフロイドのファンです。その後はリック・ウェイクマンに乗り換えましたが、やはり、行き着く先はピンクフロイドになるようです。特に「原子心母」はロックでありながら、そのスケールの大きさに感動します。「原子心母」の原題は「Atom Heart Mother」ですが、私なら「輪廻転生」と命名したいですね。
それでは、ピンクフロイドの「輪廻転生」いや「原子心母」をごゆっくりお楽しみください。
ピンク・フロイド - 原子心母
Pink Floyd Atom Heart Mother (part1) (vidéo)
Pink Floyd Atom heart mother (part 2) (vidéo)
Pink Floyd Atom heart mother (part 3) (vidéo)
Pink Floyd Atom heart mother (part 4) (vidéo)

 いま、ピンクフロイドの「原子心母」を聴きながら「小話」を書いております。40年も昔のアナログレコードですが、スクラッチノイズは、それほど気になりません。
 スクラッチノイズ(チリチリパチパチというノイズ)が好きな人は、ほとんどいないと思いますが、それをいかにして減少させるかが、オーディオマニアの楽しみでもあります。
おわり
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復刻版CDと光学メディアの寿命
 私は「ポール・アンカ」や「ニール・セダカ」などの復刻版(盤)のCDを買って聴いたことがあるのですが、音質的には満足できるものではありませんでした。
 やはり、聴きなれているせいかもしれませんが、自分のプレーヤーとMCカートリッジで、レコードを再生して聴いたほうが良い音でした。
復刻版CDでなくても、CDを買うときには、できるだけディジタル録音されたものを買うことに決めております。
 また、光学メディア( CD や DVD など)は、傷や紫外線等に弱く、メディアの一部にでも障害が起こると、その部分だけにとどまらず、光学メディア全体が再生不能になってしまいます。

MC型(デュアルムービングコイル)
ステレオカートリッジAT33EV
 なお、記録メディアの寿命は10年以上のようですが、扱い方によっては、この限りではありません。光学メディアに傷を付けると即座に録画再生不能になります。まあ証拠隠滅の為には都合がよいかも知れませんね。
 長期保存を必要とする場合は、ハードディスクに映像・音声ファイルをコピーして、ファイル管理を行うようお勧めします。
 ただし、ハードディスクにおいても、クラッシュにより、すべての映像・音声ファイルが絶命することもありますので、複数のハードディスクにバックアップして管理したほうが良いでしょう。

■電子情報の長期保存と利用に関するよくあるご質問にお答えします。

おわり
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スクラッチノイズの影響
 先日はスクラッチノイズチリチリ音)の対策について述べましたが、今回はその影響について述べてみたいと思います。
聴覚の場合は、音楽に集中すると、スクラッチノイズがそれほど気にならなくなります。しかし個人差や慣れが有りますね。
 一方、視覚の場合ですが、アニメなどのテレビ番組を見ていると、画面の至る所で断続的にチカチカと光ったり、強い光の雨が降ったりするスクラッチノイズの影響を強く感じる場合があります。
 これも個々人の目の特性にも左右されますが、スクラッチノイズを避けてテレビ番組を楽しむときは、部屋を明るくしましょう。

ポケモンショック
(ポケットモンスター騒動)
 次に聴覚と視覚のダイナミックレンジについて述べたいと思います。
 聴覚の場合は、周波数特性や歪率、そして雑音にも敏感であると思います。しかし視覚は、目のダイナミックレンジが狭いため、明るい場所から急に映画館のような暗い場所に入ると、暫くは何も見えなくなる場合があります。これは視覚上のダイナミックレンジの狭さからくるのです。
 また、高速道路でトンネルに入るとき、ドライバーは明るいところから急に暗いところへ入ったり、暗いところから急に明るいところへ出たりしなければなりません。そのためドライバーは、目が慣れてくるまで何も見えない状態で運転しなければならず、非常に危険です。
 その対策として、トンネルの照明の数が入口と出口そして中間で違うように設置されています。それは、ドライバーの目をできるだけ早く、明るさの急激な変化に慣れさせる「眼の暗順応と明順応」をうまく行なうためなのです。また、トンネルの入口の色が灰色になっているのは、周りの色とできるだけ同色にして、ドライバーの不安感を和らげる為なのです。
おわり
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カセットテープデッキ
 私は当初、カセットテープデッキの音質には期待せず、暫くはオープンテープデッキを使用していました。その理由は、周波数特性やダイナミックレンジなどの点でオープンテープデッキの方が優れていたからです。 -

名機 Victor TD-V711(左)とDJミキサー(右)
 しかし、オープンテープデッキのテープが、市場から姿を消していったため、仕方なく、カセットテープデッキを購入しました。
 S/N 50dBのカセットテープデッキと、S/N 50dB程度のFMチューナーでエアチェックを行うのは最悪であるかも知れませんが、慣れれば結構聴けました。
 それに、いくらCDがS/Nに優れていると言っても、復刻版CDのように音質が悪くまた雑音が多いものもあり、原盤が悪ければ聴くに堪えませでした。もっとも、「スクラッチノイズ(チリチリ音)などの雑音が有った方がレトロな雰囲気が味わえて良い」という熱狂的な音響マニアもおりますので、オーディオや音響の分野は幅が広いわけです。
 やがて、カセットテープデッキが姿を消し、CDも2000年頃をピークに売れ行きが下降すると共に、CDプレーヤーも売れ行きが鈍り、現在は、パソコンやモバイル(スマートフォンなど)で、ネットから音楽をダウンロードして楽しむ、ネットメディアがシェアを広げています。
 やがてCDプレーヤーは、オープンテープデッキやカセットテープデッキと同様に消え去る運命なのです。
おわり
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アマチュア無線
 先日、叔父に聞いた話ですが、アマチュア無線をやっている無線従事者の約7~8割がパソコンを使っているそうです。
 私もその一人なんですが、30年ほど前に1級ライセンスを取得した後は、ほとんど電波を出しておりません。時々、無線機のアンテナを補修をする程度ですが、 電波利用料はまじめに払っています。
私の自慢のシャック(無線小屋)風景
 そろそろ機種を入れ替えようと思っておりますが、経済的な理由で何時になるかわかりません。将来、隠居の身になったら、アマチュア無線の方にも力を入れたいと思っておりましたが、現実はパソコンの方に熱中しています。いまは、現在の通信機器類やアンテナがもつかどうか心配です。もし壊れたら、50Wのモービル機1台で頑張りたいですね。
 アマチュア無線局の場合の最大空中線電力は1000W(従事者免許の等級と周波数帯による)まで出力できますが、移動するアマチュア局の最大空中線電力は、50Wまでです。
おわり
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壊れにくい製品
 ビデオカメラが壊れにくいか、壊れやすいかというのは、使用頻度の問題もあると思います。
 初期不良は別として、機械は使いすぎても壊れますし、使わなくても壊れます。適度に使っていれば、なかなか壊れないものです。
 私の場合、CanonやSONYなどのビデオカメラを数台所有していますが、一度も壊れておりません。もう購入してから10年以上経っているビデオカメラが多いですね。

 しかし、ビデオカメラは、年々性能がアップして行きますので、適当な時期に買い換えなくては、時代に取り残されてしまいます。
 そう言うわけで、Canonの中級ビデオカメラDM-XV2を購入しました。もうあれから10年以上経過しますが、室内撮影や夜間撮影にも強いので、たいへん満足しており、今でも元気に活躍しています。

 ビデオカメラの場合も、不良になりやすいのはスイッチ類ですので、使わないときも適度に動かすようにしております。
しかし、旅行用として、超小型のディジタルビデオが欲しくなってきました。
こうなるとキリがないですね。

Canonビデオカメラ DM-XV2
「購入時(2001年)の私の感想」
 このディジタル・ビデオカメラの第一印象は、小さい割には高性能といったところでしょうね。 私が購入したきっかけは、比較的小型のボディに詰め込まれた高機能と安定性です。もちろん今まで愛用していたビデオカメラのバッテリーがそのまま使える点もありましたが、それよりもカメラメーカーが誇るレンズの優秀さに魅力を感じましたね。
 一時は、SONYのVX2000を購入しようと思ったのですが、実際に持ったところ重たかったのでその時点で諦めました。もちろんSONYのVX2000も優れたDVであると思っています。
  Canon DM-XV2で撮影した感想としては、蛍石レンズを採用しているせいか、色の再現性は抜群ですね。特に暗い室内撮影や夜景撮影では、その威力を十分に発揮できると思いました。
 不満としては、操作のためのボタンやツマミが米粒のように小さいことと、夜景のオートフォーカスが弱い点ですが、それ以上に高画質、高機能、高感度なビデオカメラとしてお勧めできます。
おわり
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宇宙戦艦ヤマトと海底軍艦
 レーザーディスク全盛の17年ほど前(1996年2月)、昭和38年度制作の東宝映画「海底軍艦(LD版)」を購入して観たのですが、「彗星帝国」を「ムウ帝国」に置き換えれば「さらば宇宙戦艦ヤマト」に似ています。特に、この海底軍艦が海底のドックから発進するシーンは、宇宙戦艦ヤマトが海底基地から発進するシーンにそっくりです。
「海底軍艦」レーザーディスクジャケット
 海底軍艦」の原作は、科学冒険作家、押川春浪が、明治33年に発表したもので、100年以上も前に書かれた物語なんですね。
 当時は、ロシアに備え、南洋の島で新型軍艦を建造するという日露戦争直前の時代風潮を反映した物語だったのです。
  東宝特撮映画「海底軍艦」予告編  
全画面
「海底軍艦(1963年 東宝)」

■スタッフ 監督:本多猪四郎  特技監督:円谷英二  音楽:伊福部昭

■キャスト カメラマン:高島忠夫 元海軍大佐の娘:藤山陽子 カメラマン助手:藤木悠 ムウ帝国工作員:佐原健二 元海軍少将:上原謙 刑事:小泉博 元海軍大佐:田崎潤 ムウ帝国工作隊23号:平田昭彦 ムウ帝国長老:天本英世 防衛庁長官:藤田進 防衛庁幹部:高田稔 ムウ帝国皇帝:小林哲子 水着モデル:北あけみ
■映画のストーリー(Movie Walker )

おわり
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中島みゆきの足跡など
 私は「中島みゆき」さんの大ファンです。
 中島みゆきさんは1952年2月23日生まれ(61歳)。テレビのコマーシャルを見ると、還暦を過ぎたとは思えない若々しさですね。共演していた松田聖子さんよりも若く見えてしまいます。
私は、中島みゆきさんのCDを殆ど購入しました。また「夜会」シリーズは、レーザーディスクやDVDで楽しんでいます。
 中島みゆきさんは歌手として、作詞/作曲家として、時にはタレントとして活躍し、あれだけ息が長いアーティストは数少ないと思います。 「長距離を短距離のスピードで走っている唯一のアーティストである」と評している評論家もいるように、常に全力疾走で仕事に取り組む姿は、若い頃の苦労が生かされているのだと思います。
 中島みゆきさんの公演は、以前、北海道厚生年金会館に見に行ったことがあります。一番後ろの座席でしたので、顔がハッキリと見えないため、音声だけ聞いたようなものでしたね。あの日は寒い日でした。
『経歴』 中島みゆきさんは、1952年札幌に生まれました。
(本名、中島美雪) 5歳の時、岩内へ、11歳の時、帯広へ、(一時山形へ)と移り住み、1970年 札幌藤女子大入学、19歳の時、札幌のSTVラジオ番組にアマチュアシンガーとして出演し、DJのアシスタントをつとめました。このころから、コンサートの女王と言われるほど実力があったようですね。

 私の従姉妹も同じ頃、藤女子大に在籍していましたので、ひょっとしたら、中島みゆきさんと会っていたかも知れませんね。
 今度、従姉妹に会った時、聞いてみたいと思います。

藤女子大学
   ~紅い河~
中島みゆき 夜会「2/2」より
 
全画面
おわり
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据置型DVとD-VHS
 かなり前の話です。もし据置型DVデッキ(ディジタルビデオデッキ)が普及するとしたら、ディジタルビデオカメラの普及に依存すると思っておりました。ところが、8ミリビデオカメラのユーザーが、ディジタルビデオカメラに比較的すんなりと移行したのとは対照的に、据置型DVデッキはそれほど普及しなかったようです。
 
据置型DVデッキ(SONY WV-D9000)
 その理由として、景気が悪かったこともあって、世の中そう甘くはないですから、高価な据置型DVデッキには、消費者は見向きもしなかったと思われます。また、ビデオ編集のために据置型DVデッキを必要としているユーザーが、それほどいるとは思えません。
 日本ビクターが提唱していたD-VHSも、実売価格3本で980円(当時)のS-VHSテープ1本に、44GBも記録できるため、ランニングコストが非常にやすく上がりましたが、しかし、これも一般家庭までは普及しませんでした。
 D-VHSの活用法としては、ディジタル放送の記録の他に、データストリーマとしても有効でした。D-VHSのテープは、W-VHSのように、特別なメタルテープではなく、従来の酸化鉄S-VHSテープを、多少の改造で使用することが出来たため、大容量のテープメディアとして生き残れるはずでしたが、DVDBlu-rayなどの普及によって姿を消しました。
おわり
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懐かしいVHDとLDの話
 CD(コンパクトディスク)/LD(レーザーディスク)コンパチプレーヤーの普及が、松下幸之助も絶賛した日本ビクターのVHD(ビデオホームディスク)敗退の大きな原因だったと思います。
 雑誌の記事では、政治的な要因が作用したとも述べられていましたが、それは一体何なのかは分かりません。VHD陣営も、CD/VHDコンパチといいましょうか、VHD+CDプレーヤーを製造したらLD陣営に対抗できたかも知れません (^^)。
 その訳は、いくらコンパチブルといっても、LD(レーザーディスク)のアナログ音声回路はFM変調であり、CDのディジタル音声回路とは異なりますし、モーターにしても、CDとLDとは回転数が異なり、中心のスピンドル部の穴の口径も異なります。
またディスクを固定するクランパーにしましても同じ物が使えません。
従って、共用できるのは、ピックアップとディジタル音声回路くらいだからです。
 こう考えますと、VHDもディジタル音声に対応した製品を発売する予定だったようですから、当時のVHDファンの為に、VHD+CDプレーヤーを作っていたら、LDやVHDの歴史が少し変わっていたかも知れません。
 ところが、CD/LDコンパチプレーヤーで、CDを聴いていたユーザーは、どれほどいたでしょうか。私はCDはCD専用プレーヤーで聴いていました。その方が扱いやすく、CD専用プレーヤーの方が格段に音が良いのです。
 次にカラオケについてですが、パイオニアLDC社(当時)の言によりますと、レーザーディスク全盛時に発売されていたソフトの中で、カラオケソフトが占める割合は、50%以上ということでした。従いまして、カラオケソフトのシェアが減少しますと、LD陣営もVHD陣営も存亡に関わったと思われます。
 また、粉塵の影響ですが、VHDの場合は大問題でした。一度、ディスクのカートリッジに粉塵が入ろうものなら、即、絵飛び、音飛びが始まります。業務用にVHD粉塵クリーナーという代物があったくらいです。
 そのVHD粉塵クリーナーの価格は数十万円で、あまりにも高価だったためか、家庭用として販売されなかったのです。
 私は一度、ビクター社に頼んで、VHDディスクのクリーニングをして頂いたことがあるのですが、それほど効果はありませんでした。
 VHDの良かった点ですが、それはディスクがカートリッジに入っていたので扱いやすかったという点ですね。何せ、片手でディスクをプレーヤーにセットすることができました。
それに対してレーザーディスクは、直径30センチもありますので、両手で慎重に扱わなければなりません。
 また当初問題だった、LDの経年劣化によるスノーノイズの件ですが、私の場合、映画「ベンハー」や「孔雀王」にその影響が現れたためメーカーにお願いして交換してもらいました。
 スノーノイズの影響は、プレス元で異なったようです。パイオニアLDC社やソニー社、クラレ社は少なく、H社のプレスはスノーノイズが発生しやすかったようです。
 その後のレーザーディスクは、技術の向上で経年劣化の影響が少なくなりましたが、時は既に遅しでDVDに押されて姿を消しました。
 さて、DVDの次のメディアには何が来るのでしょうか。
おわり
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ハードディスクの寿命
 私は今までに10台以上、ハードディスクを壊しています。
 壊すと言いましてもハンマーで叩きつぶすと言うことではなく、ほとんどがクラッシュ「ハードディスクの記録面(円盤)に傷がつき、物理的に機能しなくなること」です。但し、ハードディスクを廃棄する時は、ハンマーで叩きつぶすほうが、一番簡単であり安全です。

ハードディスクの内部
 ハードディスクがまだ高価だった頃でしたので、クラッシュするたびに懐が痛んだのですが、パソコンの新機種購入のための妻への口実にもなりますね。パソコンが登場してから、日進月歩で進化してきましたので、「壊れさえしなければ何時までも持つ」と思っている人達への言い訳がどうしても必要でした。
 ハードディスクの価格は、30年前には、10M(メガ)バイトで50万円もしていましたが、現在は、2T(テラ)バイトが1万円位で買える時代になりました。
 このように、価格も安くなり、回転音も静かで丈夫になりました。
 但し1万回転以上の超高速のハードディスクは、かなりの騒音で発熱も高いようですので、家庭内での使用は避けた方が良さそうです 。
おわり
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遅いCATV
 CATVは本当は速いはずですが、利用者で込み合う深夜帯では、想像を絶する遅さで、亀どころか「ナメクジ状態」になる場合があるそうです。
数年前の情報ですが、最悪で0.4バイト/秒とか。これではまるでフリーズ状態ですね。この状態では、CATVの速さが100倍になったとしても、0.4バイト/秒から40バイト/秒にUPするだけです。

CATVの仕組み
 やはりこの場合は、CATVを諦めADSLかフレッツ光のほうが有利かも知れません。
 私が1980年代から「パソコン通信」を始めたとき、300bpsで通信していましたが、それよりも遅いとは、昔に逆戻りして原始時代に行ってしまったようなものです。CATVは現在でも、100キロ/秒~1Mバイト/秒にスピード落ちる事があるようです。
おわり
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私の自作論
 自作は、パソコンに限らず、オーディオビジュアルでも楽しいと思います。しかし、パソコンの自作というのは、マザーボードやハードディスクなどの部品を購入して、それをペッタブロックのように組み立てるようなものです。対して、プリント基板を起こして「ゼロから作るべき」というのが私の自作論です。
私が約35年前に製作した自動制御用マイクロコンピュータです。
CPUにはインテル8080Aを搭載しております。
自動制御用マイクロコンピュータ内部の拡張ボードを拡大したところです。
右側に拡張メモリボード、左側にはAD/DA変換ボードを搭載しております
 私は35~36年前、当時、マイコンと言われていたインテルの8080Aの時代から周辺装置を基板から作りました。AD/DA変換ボードI/Oポートなども、基板から作った経験があります。
いろいろと試行錯誤して作り上げ、ようやく基板が完成して、マイクロコンピューターの電源を入れるときの緊張と、CRTディスプレイに文字が表示されたときの感激は、今でも忘れません。
 オーディオビジュアルについても、AMP(増幅器)は、配線図を書いてから真空管やトランジスタ、IC(集積回路)、抵抗、コンデンサ、コイル、シャーシーやリード線類を買ってきて、回路を組んだものです。
 今でも作ることは可能ですが、入手が難しいパーツが多いことと、オーディオ機器は量産化されているため、価格の面だけで比較しますと、製品を買った方が遙かに安上がりです。今は昔のように、手作りといった楽しみ方は少なくなりました。
おわり
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リチウム電池と誓約書
 もう20年ほど前の話ですが、NEC札幌サービスステーションに、パソコン、NEC PC9821Xa用リチウム電池の販売の件で問い合わせたところ、はじめは、「リチウム電池は部品ですので修理扱いになるため販売はできません」と渋っていました。
 そこで私は、Macintoshの内蔵電池騒動500円程度の内臓電池「3.6V」の交換だけで修理扱いになり5万円以上の修理代を取られた問題)の一件を引き合いに出したところ、暫くしてからNECから回答があり「販売します」ということでした。 ただし、「電池を取り替えた際に、日付や時刻が狂うなどの症状が直らなくても異議を申しません」という趣旨の「誓約書」を書いてくださいと言われてしまいました。
NEC PC9821Xa/C9W
価格 560,000円
(モニターを除いた当時の本体価格)

CPU Pentium 90MHz
内蔵メモリ 7.6MB
FD 3.5インチ×1
HDD 540MB
その他 ステレオPCM音源、PnP機能、CD-ROMドライブ、PCIバス
MATE Aの機能の中から、Windows上のマルチメディア環境に必須の部分を抽出しPC/AT互換機に対抗できる価格と高速化を図ったモデル。

 なんでしょうね、この誓約書の目的は。そもそも電池を交換したら日付や時刻が狂うのは当然です。しかも、その症状が直らなくなったとしたら、内蔵電池が原因ではなく、PC-98シリーズの欠陥であると思います。
 そもそも、パソコンPC9821Xa/C9Wは私の私物であり、煮て食おうが焼いて食おうが自由なはずです。NECにとやかく言われる筋合いは、ありません。当時、NECが開発・販売していたPC-98シリーズは、爆発的に売れていましたから、独占的殿様商売でしたね。現在のマイクロソフトのようなものです。
 結果ですが、PC-98シリーズの内蔵電池は、Macintosh用のリチウム電池で正常に動作しました。しかし、PC9821Xa/C9W用のリチウム電池の価格は500円くらいで、そのリチウム電池を買うために「誓約書を書け」とは驚きましたね。当時のNECは、現在の東電のように高慢な態度でした。
おわり
目次
PCの構造を理解する為には
 パソコンの基本構造を理解するためには、関連図書を十分に読むことが大切です。本を読まずして、初めからCPUやPCIバス、I/Oポート、メモリー、電源ユニット、DVD、HDD等の知識を持ち合わせている人などおりません。
 シミュレーションというのは、実際に現物が無くても、コンピュータでそれの「模擬実験」ができるため、実物による実験とほぼ同等な結果が得られます。理解のレベルというのが、パソコン関連図書を読んで、はたして理解できるかと言うことなら別の話ですが、そういう場合でも、自分に合った図書を探したり、パワーユーザーが側にいれば、理解も深まると思われます。
 PCの「構造を理解してから作る」のと「作りながら構造を理解する」のとの違いでは、私は前者のように、ある程度理解してから作った方が割合スムーズに作れるとは思います。だからと言って、後者を完全に否定しているわけではありません。 例えば、メモリーの取り付け方についても、ユーザーズマニュアルなどを良く読んでから実行に移るべきと思います。
そうしないと無理矢理、差し込もうとして基板やメモリーを壊してしまうこともあるからです。
メモリーが、しっかり差し込まれたかどうかの手応えや、差し込み方の甘さ等は、それからの問題です。  
 クルマを例にあげれると、クルマの冷却ファンが回りっぱなしになった場合は、整備に関する知識がなければ、「温度センサーの不良」か「サーモスタットの不良」、あるいは、それ以外かと言うことがなかなか理解できないと思います。何一つ知識を持たずしての分解は危険ですね。
ただし、ある程度クルマのメカニズムに関する知識があれば、分解する意義があると思います。
 「ヘッドライトのバルブ交換」に関しましても、交換によって、照射角(位置や角度)がずれますと車検が通らなくなり、また対向車に幻惑を起こさせる原因にもなり危険です。
素人には、ヘッドライトの角度調整のための装置はありませんので、ディーラーに持ち込んだ方が賢明と思われます。ただし、交換は自分の責任でおこない、調整はディーラーでやってもらう場合や、角度調整の必要がないブレーキバルブやウィンカーバルブはこの限りではありません。
 「分解修理」や点検などのように、整備を自分でやるため経費がかからない「経済性を取る」か、それともディーラーに任せる「安全性を取る」かによると思いますが、私の場合は、安全性を取りたいと思います。
おわり
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PCを作る意義と経済性
 パソコンにトラブルがあっても困らないために、マザーボードやCPU、メモリーなどのパーツを調達して、一度は作っておいた方が良いでしょうね。それとMS-DOSをある程度勉強しておくと何かと便利かと思います。
 パソコンを作る場合、古いパソコンのパーツを使うのは、あまり勧められません。その理由として、マザーボードやハードディスク、DVDドライブなどのパーツや周辺装置は、日進月歩で高速化や低価格化がされており、古い物を転用することによって、パソコン全体の性能低下になってしまう可能性があるからです。やはり、パソコンを新しく作る場合は、最新のパーツを使う方が、長い目で見た場合、経済的であると思います。
 私は、初めて購入したパソコン、シャープのMZ-80Kから現在までの34年間に、約40台のパソコンを買い換え、または自作をしました。
 参考までに、私のパソコン歴を紹介しますと、シャープのMZ-80シリーズが3台。NECのPC80/88シリーズが3台、同じくNECのPC98シリーズが8台、Windowsマシン(自作を含む)が11台とノートパソコンが6台。Macintosh(マッキントッシュがマックノートを含め)が8台です。 

MZ-80Kの発売当時のパンフレット
 MZ-80Kは、1978年に発売された(株)シャープの8ビット、パーソナルコンピュータでクリーンコンピュータ(当時のROMベーシックではなくOSをテープで供給)として登場しました。
 MZ-80Kは、当時、一般消費者向けのパーソナルコンピュータとして、一世を風靡した、コモドール社のPET 2001やタンディ・コーポレーション社のTRS-80等の価格(それぞれ約30万円)と比較すると、198,000円で、高度成長期の最中でもあることから、普及しやすい価格設定でした。しかし、私の月給がまだ10万円くらいの時で、しかも「キーボードが組み立て(MZ-80Kの「K」はキットの意味)」といった製品で、購入するとしても結構悩みました。
 MZ-80Kの基本OSは、BASIC(ベーシック)で、テープで供給され、MZ-80K本体に装備されていたカセットテープを使ったデータレコーダー(当時はフロッピーディスクドライブでさえ数十万円と高価だったため)でローディングすることにより、初めてパソコンとして動作するという構成でした。ローディング時間は、4~5分くらいかかったと思います。
 この基本OSのBASICは、FORTRANの文法が基になっており、初心者向けのコンピュータ言語として、1970年代以降のコンピュータ(特にパソコン)で広く使われました。
 私は、資金繰りなど、妻の顔色を見ながら色々と検討した結果、ついにMZ-80Kを北大生協のローンで購入しましたが、その時は、本当に嬉しかったですね。連日、そのMZ-80Kでプログラミングを楽しみました。
 当時、電気工学科出身(中退を含む)の役員が多かった(株)ハドソンソフトのゲームでも遊びましたが、仕事にも、充分に活用できました。
 その後、パソコンを買い換える度に、シャッキントッシュになっておりました。(^^;)
おわり
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PC(パソコン)の構造を理解するには
 世間では、PC(パソコン)を組み立てるだけで構造が理解できると思いこんでいる方々がおりますが、私は、単に組み立てるだけでは、構造の理解などできないと思います。
 やはり、PC関連図書でしっかりと勉強してPCの構造や動作原理を調べる必要があるでしょう。
 そのうえで、PCを組み立てながら、勉強したことが正しいかどうかを判断するのが筋と思います。
 つまり、「理論を身につけ、実験で確認」するということです。組み立てのみの「理論なき実験」のほうが危険です。例えば、CPU(中央演算処理装置)やメモリー、ハードディスクの交換によって、それらの周辺装置を壊してしまう可能性もあります。やはり、CPUやメモリーなどの構造や原理についての知識は、あるに超したことはありません。

上(自作パソコン内部全体)
右(自作パソコン内部 Blu-ray、HDD)
 パソコンが故障して、部品を取り替えることにつきましても、なぜ壊れたか、なぜ交換が必要かについての理解が重要です。
 ただ闇雲に部品の交換をしても、構造や原理が分からなければ、技術的な進歩はないと思います。
おわり
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Audio 部屋の環境づくり
 私がAV(オーディオビジュアル)に懲りだしたのは、ビデオよりもオーディオが先でした。理由は簡単です、懲りだした頃は、テレビもビデオも自宅には無かったからです。
 私のオーディオ歴ですが、3歳くらいの頃に「ゼンマイ式の蓄音機」から始め、10歳くらいの頃は「鉱石ラジオ」、小学校高学年で「ゲルマニウムラジオ」や「レフレックス式トランジスタラジオ」、そして中学生になって「管球式ステレオアンプ(増幅器)」へと進みました。
 それらは、組み立てキット完全自作です。特に、管球式ステレオアンプでは、如何にして純粋な音を出すかという点が最大の目的でした。

真空管アンプ
 収入の無い中学生時代は、管球式アンプのパーツ(部品)を集めるために、雑品屋(廃品などを売っている店)さんを巡回したのを思い出します。
当時は、パワートランスアウトプットトランスが高価だったので、雑品の中で、それを見つけたときは、宝物でも掘り当てたように喜んだものです。雑品屋の店主は、私が中学生だったためか、お金を取りませんでした。
 重複するパーツを拾ったときは、それを貯めておき、同じ趣味の友人と物々交換をしました。また、アマチュア無線局にもよく足を運び、要らなくなったパーツを頂いてきました。
 しかし、現在では、パーツ屋さんが減少し、特に真空管などはなかなか手には入らなくなっているので残念に思います。特殊なパーツの場合は、ネット通販で購入するしか手段がありません。

真空管アンプ

真空管
 さて、部屋の環境作りですが、音楽を聴くための特別なリスニング・ルームは必要ありません。10畳間程度のリビング・ルームあるいは、6畳間でも、工夫しだいで立派なリスニング・ルームになります。
ただし、四畳半のような「真四角な部屋」は、定在波発生の原因になります。そのような部屋の場合は、たとえば、部屋の内側には吸音材を貼るか、厚手のカーテンなどで音波の反射を適当に減らすだけで、かなり改善できると思います。
 そのような対策をしても、理想からかけ離れた部屋の場合は、スピーカーシステムを選ぶ事によって何とかなります。その逆に、処置なしのスピーカーシステムであっても、部屋で救われる事もあるのです。
 「部屋とスピーカーシステムの相性」は最も大切であり、スピーカーの設置の仕方にも工夫が必要です。
低音不足のスピーカーシステム
は、遮音性の壁を背にして床に直接置く。
低音の出すぎるスピーカーシステム
の場合は、壁から離し、床から持ち上げるといった方法でもコントロールできます。

我が家の隠居部屋 兼 リスニングルーム(中央は60インチのスクリーン)
 また、意外と忘れがちなのは、スピーカーケーブルです。
 ケーブルには、過渡的に数アンペアから、場合によっては数十アンペアもの大電流が流れます。そのため、容量リアクタンス誘導リアクタンスなどの影響を受けやすいので、スピーカーに付属のケーブルはやめて「スピーカー専用ケーブルに交換」しますと過渡特性や周波数特性が改善され、かなりのグレードアップになります。
おわり
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Audio マッドになる条件
■Audio「装置構成の方程式」
 コンポの構成の方程式です。かなりおおざっぱですが、大体のところはつかめるはずです。その方程式とは、
   L×M×P=X(KgW)
 Lは「リスニングルーム系数」、Mは「マニア系数」、Pは「プログラム系数」。 Xは装置のスピーカーシステム1本あたりの重量(Kg)と、アンプの片チャンネルの定格出力(W)をかけ合わせたものです。つまり、エネルギー系数とでもいったらいいでしょう。
   「L:リスニングルーム系数」
 部屋と装置の相性の判定は非常にむずかしく、部屋の音響特性は1軒1軒、1部屋1部屋ちがうと考えてよいでしょう。
同じ六畳間でも家具の置き方、カーペットやカーテンの状態で変わります。更にクーラーのあるなしや、窓の外が交通量の多い道路や鉄道か、あるいは静かな公園かでもちがいます。そこで、様々な条件を考慮して、リスニングルームの条件を数字で表したものがリスニングルーム系数というわけです。
 まず、部屋の内容積を立方メートルで概算します。六畳は約20平米です。次に外部の騒音を考えます。静かなら0.7、普通で1、うるさい場合は1.4を掛けます。さらに冷暖房の効きを考えます。効きが良い場合は0.7、普通で1、効きが悪い場合では1.4を掛けます。以上、全てを掛け合わせたものをリスニングルーム系数とします。たとえば六畳間で、静かで、冷暖房の効きもよい場合のリスニングルーム系数は、20×0.7×0.7≒10 になります。
   「M:マニア係数」
ファンなら1、マニアなら5、マッドなら10としますが、どちらに近いかで中間値を取っても構いません。
   「P:プログラム係数」
 プログラムの好みによっても装置が変わります。ここでは、音質や音色ではなく、馬力だけで係数を決めます。
ポピュラーなどに重点を置く場合は「5」音楽一般なら「10」大編成のシンフォニーに重点を置くなら「20」とします。適当に中間点を取ってもかまいません。
 従って、マッドになるには、M=10であればよいので、装置構成の方程式」のL×M×P=X(KgW)より
    L×10×P=X(KgW)
LおよびPは動かしにくいので、問題はX(Kg×W)の値により、マッドになる条件が整います。従って、L=10(普通の六畳間)、P=20(大編成のシンフォニー)の場合、
    X(KgW)=10×10×20=2000(KgW)
あるいは、L=10(普通の六畳間)、P=10(音楽一般)の場合、
    X(KgW)=10×10×10=1000(KgW)

ということで、片チャンネルの重量10Kg程度のスピーカーと、定格出力200W/100W以上のパワーアンプがあれば十分ということになりますので、誰でもマッドになれる条件が整っているものと思います。
おわり
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AV(オーディオビジュアル)評論家
 AV(オーディオ・ビジュアル)評論家の「ひょうろん」に惑わされて、苦い思いをしたAVファンが多数いると思います。
 たとえば、ビデオの「ベータ方式 vs VHS方式」戦争、映像ディスクの「LD(レーザーディスク) vs VHD」戦争の時、彼らAV評論家は、口を揃えるようにして「両者とも今後も共存する」と発言してまいりました。この事については、当時のAV関連雑誌に詳しく載っています。
  しかし、結果はどうでしょうか。ベータやVHS、そしてレーザーディスクやVHDは、店頭から姿を消し、製造終了になってしまいました。現在は、生テープやソフトさえも入手しにくい状態です。不覚にも、当時の評論家の口車に乗せられたAVファンも多いと思います。
 最も影響を受けたのは、我々のような、AVファンに多少毛が生えたAVマニアが多かったように思われます。
そもそも、”メーカーお抱えの評論家が、公正な批評ができるわけがない”、と思うのです。しかし、どこのメーカーにも偏らない評論家を見つけるほうが難しいでしょうね。
おわり
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「味覚」と「聴覚」
 子供は「味覚」や「聴覚」は、敏感でしょうね。
ただ、敏感だからと言って、耳の周波数特性や過渡特性、解像力があるかないかは別物と思います。 やはり、「経験」プラスアルファが物をいうものと思われます。
 子供は、グルメ料理よりも、甘いお菓子のほうが敏感であるのと同様に、難しいクラシック音楽よりも、アニメなどのテーマソングのほうに敏感なものです。
 私は、子供の頃から童謡も聴きましたが、クラシックや映画音楽も好み、また、祖父に要望されて蓄音機で「浪花節」もかけてやりました。
私が子供の頃、ゼンマイ式の蓄音機をいじくりまわす事が好きだったという理由もあります。
 私は耳を鍛えておりません。歳を取ると、目も耳も遠くなるため、現在はオーディオビジュアルには適さなくなっているようにも思います。
おわり
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リスニングルーム
 リスニングルームという言葉自体があまりにも、物々しく、また大げさすぎるため誤解を招きやすいと思います。 オーディオやビジュアルを楽しむだけのために、特別な部屋が必要でしょうか、そうではありません。
たとえ、リビングルームは6畳一間でも、上手に使いこなせば、優れたリスニングルームになりうるのです。
 しかし、世間には、オーディオ雑誌に載っているような、見るからに居心地の悪そうなリスニングルームを作りあげて喜んでいる人がいるようですが、こういう部屋で。はたして楽しく音楽を聴けるでしょうか。
 それこそ、お金が有り余っている土地成金などのオーディオマニアでないかぎり、「専用」のリスニングルームを持とうという気にはならないでしょう。また、持つ必要もないと考えます。
 必要なのは、リビングルームや6畳一間を如何にして、リスニングルームとしてうまく使いこなすかなのです。
おわり
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オーディオとは何か
 オーディオとは端的に申しますと、レコードやCD、テープや放送を聞いて楽しんだり、テープやMDで録音してみることです。それを、ローエンドだのハイエンドだのとランク付けをしたり、何故むずかしく考えなければならないのでしょうか。
それは、われわれが人間だからです。人間は限りない欲望と注文の多い動物だからなのです。だから他の動物とはちがうのです。
 人間は食べるだけの為に生きてはいません。いくら着飾ってもまた別の物が欲しくなってくるものです。まったく際限がありません。
 美人の悩みは、美をいつまでも維持することであり、資産家の悩みは資産を如何にして維持しながら殖やすかにあります。
 カメラは「写るだけで良い」と思っている人がいます。「ばかちょん」カメラや「写るんです」カメラなどでは「ヘールボップ水星」はよく撮れません。
また、動きの速い被写体や夜景などの撮影にも不向きです。
 あるいは、「芸術写真に興味はない。家族写真しかとらないのですから」といって、ASA100のフィルムを詰めて、カメラの方はASA200に合わせ、ピンボケ、カメラぶれ、おまけに首がちょんきれている、といった写真をとって満足できますでしょうか。
 オーディオも、音が出ればいい、というだけでは満足はできません。ここを読まれている皆さんも、できるだけ良い音を楽しむための参考意見を求めていらっしゃるものと思われます。

「オーディオの3要素」
さて、前置きが長くなりましたが、オーディオには3つの要素が絶対必要です。プログラム・ソースと再生装置そしてリスニング・ルームです。厳密にいえば、これにリスナーが必要ですから、4要素かもしれませんが、リスナーはそれこそ千差万別、簡単にきめつけることはできませんので、今回はリスナーぬきの3要素で考えます。
1.プログラム・ソース
 言わずと知れた音の素です。音楽、あるいは自然音、人工音を、別の形に換えて、保存、携帯、伝達に便利なようにしたもののことをいいます。
テレビやラジオ放送、CD、DVD、MD、レコード(ディスク)、オーディオテープ、ビデオテーブなど、これなしにオーディオはありえません。
2.再生装置
 一般に、ステレオとか、オーディオなどと呼んでいるのはこの部分が多いです。様々な形式のシステムがあります。ポータブルステレオ、卓上ステレオなどCDラジカセに属するものから、モジュラーステレオ、セパレートステレオ等ミニコンポに属するもの、これらの大部分はセット売りであって、基本的にバラ売りはしていないのが一般的です。
 システムコンポーネントは、セットですが、バラ売りもしてます。コンポーネントステレオはセットではなく、CDプレーヤーとアンプ、スピーカーなどのパーツを自由に組み合わせ、自分好みの音が出るようにするものです。
パーツについて説明しておきますと、CD、DVD、MD、DAT、VTR、アンプ、チューナー、テープデッキ、スピーカーといった、単体で売っているもののことです。
3.リスニング・ルーム
装置を置いて音楽を鑑賞する部屋のことをリスニング・ルームといいます。リスニング・ルームなしに音は考えられません。たとえば、月面に再生装置をセットしてスイッチを入れても、音は聞こえません。
 理由は、空気がないため音波として伝搬しないからです。また、地球上であっても、たとえば富士山の頂上や鳥取砂丘の真ん中とか、トンネルの中や公衆浴場の中に、高級な装置をセットして鳴らしてみても、決していい音はでません。理由はリスニング・ルームとしての条件を備えていないからです。どんなにいい装置を買いこんでも、最終的にはリスニング・ルームで音がきまってしまいます。
 考え方によれば、リスニング・ルームは、再生装置の一部といえます。
そしてそれは、最も重要な一部といえると思います。
「結論」
 これらの3要素があってこそ、オーディオと言えるのである、というのが私の持論です。人間は限りない欲望を持った動物ですから、趣味が転じて道楽となる恐れが十分に考えられます。
 しかしオーディオは、オーソドックスな使い方から、更に一歩突っこんで、個性的な音作りへと進むことをお勧めしたいと思います。こうなればどうしても、高級な装置と、高度な知識、テクニックが必要になってくるのです。
おわり
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オーディオ愛好家の分類
 オーディオ愛好家を大別しますと、1「ファン」と2「マニア」と3「マッド」の3種に分けることができると思います。これら、3者間に境界線を引くのはたいへん難しく、異論があると思います。
 そこで、ここでいう1「ファン」とは、メーカー製のセット、あるいは販売店任せ、雑誌の評論家任せのコンポーネントで満足して、音楽を楽しんでいる人たちと言ってよいでしょう。
 2「マニア」というのは、やたらと情報をほしがり、従って情報に明るく、しかし、明るい割には資金不足のため、得られた情報を有効に活用することが少ない。そして、あれやこれやとシステムをいじくり回すのを生き甲斐としています。金銭に多少の余裕ができると、貯金もせずに、買い換え、買い増し、グレードアップに金をつぎ込み、ほかの装置と聞きくらべては、自信をつけたり、がっかりしたりしながら音と音楽とを同時に楽しんでいる人たちです。
 最後に3「マッド」とは、別名、「音キチ」とも呼んでいるようです。
オーディオの魔性にとりつかれ、次第に重症のオーディオ中毒におちいります。末期的には、幻想と狂気の中に「絶対の音」を求めてオーディオの泥沼にズブリはまりこむ、ぬけ出そうともがいても、かえって深みにはまりこむばかりで、ついには、家庭や友人、自分の職場など、ありとあらゆるものを捨てて顧みぬようになります。麻薬中毒患者と似た状態の人たちのことで、つまり「廃人」同様になっている人たちです。
 オーディオの真髄は、マッドにまでいかなければ、つかめないのかもしれませんが、家庭の安全と平和のために、マニアの段階で留まるのが無難です。オーディオ愛好家と装置との相性は、ごくおおざっぱにいって、1「ファン」には、セット物が向いています。
 2「マニア」には、もちろんコンポーネント。そして、3「マッド」に向く装置はありません。だからこそマッドなのです。
 ところで、ここを読んでいる皆さんは、1「ファン」なのか2「マニア」なのか、それとも3「マッド」なのか、次のテストで判定してみましょう。各設問について、三つの答えが用意されていますから、その中で比較的近いと思うものに〇をつけてみましょう。

(A)オーディオ評論、あるいは評論家についてどう思いますか。
  1. あまり関心がない。
  2. 大いに関心がある。評論家の意見は非常に参考になる。
  3. くだらん、バカモノばかりだ。

(B)自分の耳に自信がありますか。
  1. そんなことは別に考えたこともない。
  2. 自信満々だ。
  3. 自信がないが、それを表面には出さない。

(C)ドルビーディジタルをどう考えますか。
  1. あまり関心がない。
  2. 金とスペースの点で余裕があればやってみたい。
  3. 非常に抵抗を感じる。

(D)隣家からオーディオの音量について苦情を持ちこまれたら。
  1. 非常に恐縮する。
  2. 腹が立つ。
  3. 完全に無視する。あるいは音量を上げる。

(E)生の演奏とオーディオとどっちがよいと思いますか。
  1. 生がよい。
  2. どっちもよい。
  3. オーディオがよい。

(F)他人の持っている装置を聞いてみたいと思いますか。
  1. どっちでもいい。
  2. 聞いてみたい。
  3. 聞きたくない。

(G)FM放送の音がビリついた、どうします。
  1. 気にもしない、そんなものだろうと思う。
  2. 装置をチェックする。
  3. 放送局に電話してドナリつける。
   または、ネットワークで放送局の悪口雑言を書きまくる。

 以上、○をつけた答えのナンバーを合計し、10以下なら1「ファン」、11~19なら2「マニア」、20以上なら3「マッド」と考えていいでしょう。 さて、皆さんの自己診断結果は如何でしたでしょうか。
おわり
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8トラックテープ
 8トラックテープは、エンドレステープになっており、丁度、ゲームソフトのカートリッジのような形をしています。大きさは、昔のゲームカートリッジよりも奥行きがあり、ひとまわり大きくしたくらいです。
8トラックテープは、6mmテープを使用し、テープ速度はオーディオカセットの2倍の9.5cm/Sが用いられています。
 全トラック数は、8トラックで、その内、ステレオ録音/再生のために、2トラックを使用し、テープエンドに来ると、自動的に次の2トラックに移るようになっています。これを4回繰り返しますと、最初の2トラックにヘッドが移動し、再生を繰り返します。
 停止するときは、テープデッキからテープを抜くか、電源スイッチを切らない限り、永久に停止することはありません。
8トラックテープデッキ【SONY TC-830
解説
録音/再生が可能な8トラックステレオデッキ。ステレオ装置につないで録音したり、別売りマイクを使用した生録音が可能です。録音・再生終了と同時に、本体とACアウトレットオートオフ装置につないだ機器の電源が切れるACアウトレット・オートオフ装置を搭載しています。オートイジェクト装置を搭載しています。録音はマニュアル方式となっています。
 
8トラックテープの構造
(エンドレスになっています)
 この8トラックテープは、ミュージックテープとして市販され、主として、自動車用テープレコーダーに用いられました。
また、このようなエンドレステープは、バスや電車の車内アナウンス用や放送局のスポットコマーシャル、デパートの案内用などにも用いられていました。そして、初期のカラオケ全盛時代には、曲の頭出しが容易なので、レーザーディスクやDVDが普及するまで使用されました。
 「8トラックってのは巻き戻さなくていい」というよりも、構造上「巻き戻しはできません」といった方が正確かも知れませんね。
懐かしいといえば、「エルカセット」というテープがありましたね。
古き良き時代の懐かしいメディアは、別の意味で新鮮さを感じます。
おわり
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ハイエンドオーディオ
 ハイエンドオーディオについて一言。
アンプやスピーカーなどに何百万円かけたとしても、ハイエンドオーディオとは言えません。
 その理由は、音造りには、まず部屋(リスニングルーム)造りから始めなければならないからです。
リスニングルームの性能は、「音像の配置と移動」、「方向性による音場の安定性」そして「臨場感」などに大きく影響するからです。

我が家のリスニングルーム
 逆にいえば、リスニングルームの性能が良ければ、特別ハイエンドでなくても、一般に普及している、ある程度のオーディオシステムで十分楽しめると思います。
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普及について
 普及とは、「世間に広くいきわたること」あるいは「広く一般にいきわたること」です。しかし、「低速でも良いから大容量を安く使いたい分野」あるいは「映画のフィルムをネガからプリントする場合や、テレシネでビデオ化する場合の各シーン毎の色補正のデータを記録する」というのは、特殊な場合で、特殊なものが一部で多用されていると言っても、普及とは言いません。
 この場合、どこまでが特殊で、どこからが一般かの線引きは難しいのですが、一般とは、「一般の人が日常生活の中で使える機器やメディア」とでもいいましょうか。市販されていて、誰でも購入できるAV機器やパソコンもその中に入るでしょう。
3.5インチフロッピーディスクの構造
 かつて、「フロッピーディスク(8インチ、5インチ、3.5インチ)」は、一時的には、計算機の分野に導入され、普及したのは確かでしょう。
それよりも少し前には、「ディジタルカセットテープ」や「データカセットテープ」が、初期のパソコン愛好家に普及したことがありました。
 その後、ポストフロッピーとして「ZIP」、「MO」、「MD」などのメディアが登場しました。これらのメディアは一時的には普及しましたが、 いずれもその価格に対して、100MByte~640MByte程度の小容量であったことと、低速だったために姿を消しました。
 20年ほど前、Macintosh関連の雑誌の記事に掲載されていたのですが、当時「MO」が普及していたのは我が国だけで、欧米では「ZIP」が普及していたそうです。
 また「PDPhase-change Dual)」が普及した時期もありました。
『PDの概説』
片面650MBの容量を持ち、ディスクの大きさは一般的なCDやDVDなどと同様の直径12cm(5インチ)で、四角いカートリッジに収容された状態で使用する。赤色レーザー光を用いた相変化記録技術を採用しており、約50万回の書き換えが可能である。

PD
 現在は、DVD-RW/RAM/R/+R/+RWやブルーレイといったマルチデバイスやUSBメモリー、SDメモリーカード等の半導体メモリーカードが普及しております。今後が楽しみです。
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低速メディアは普及しない
 よく「メディアの世界では【普及することが正義】なのです」とおっしゃられるオーディオビジュアル・マニアの方を見かけます。
そうかも知れませんが、普及させるためには「高速」でなければならないと思います。
 また、DVDやCD-ROM、MO、HDD、モデムなどのパソコン周辺機器においても、高速化の一途をたどり、低速の物は陳腐化して消えていきました。消えなくとも、物置や押入の隅で埃をかぶったり、部屋の置物と化しているのはどなたでも経験があると思います。
 従って、メディアを普及させる為には、「高速化」が要求されるのです。

上(USBメモリー)
左(MOメディア)
 一方、極めて低速の「紙テープ」が多用されている分野があるようですが、それは、「磁気が使えない」場所や「粉塵の多い」場所と思いますので、これは普及しているとは言えません。
 かつて、我が国ではMOが普及していたのは、他のメディアに対して高速だったためですが、そのMOも、DVDやUSBメモリーやSDメモリーカード等の登場によって、いつのまにか消え去りました。
 将来、DVDやメモリーカードも同じ運命を辿ることになるでしょう。
タイムシーケンス的に捉えれば、「普及というのは一過性」のものであり、永遠に持続はしないのです。
 もちろん、高速化する必要がない分野もありますが、コストにそれほど差がなければ、高速化を図ることで、適用範囲を広げるというメリットがあるでしょう。
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MPEG-2のエンコーダ
 かつて、MPEG-2エンコーダ(※)の価格は、業務用で千万から億単位もしたようです。民生用のMPEG-2エンコーダの発売が遅れていましたが、現在は、数千円から販売されています。 民生用で発売が遅れていた理由は、著作権保護のためではないかと思われます。
 現在は、映画ソフトなどがブロードバンド配信されているので、近い将来、個人が映画などを録画してライブラリにする必要はなくなると思います。
しかし、ホームビデオなどのプライベートな映像は、DVDなどのメディアに残すことも必要になると思います。
 セルビデオも相当安く販売されています。最近購入したタイトルは、映画「十戒 [Blu-ray] 」です。
 いまから20年前、レーザーディスクの映画ソフトの価格は、1万円前後でしたが、現在は、ブルーレイで¥ 1,685(Amazon価格)です。安くなったものですね。
The Ten Commandments (1956)
 「十戒」3時間45分08秒
(有名な海が割れるシーンは3時間14分あたりからです
 
全画面
 何れにしましても、ビデオオンデマンドの時代になると、セルやレンタルショップは新しいメディアを求めるか、あるいは消えていくしかないと思います。これは、ビデオソフト関連メーカー全体にも言えることです。

『MPEG-2エンコーダ(※)とは』
映像信号をデジタル化すると、映像データのサイズが非常に大きくなるため、MPEG-2圧縮技術により、映像データの縮小化を行う技術です。

例えば、アナログ(SD映像)映像の1秒間の情報量は、1画素当たり3バイト(=RGB各色8ビットで合計24ビット)としますと、「横方向の画素数:720×縦方向のライン数:480×RGB各色分のデータ:3×フレーム数:30=約30Mバイト」というように、わずか1秒間でなんと30MBにもなります。そのため100GBのHDDに、1時間程度しか録画できません。そこで考え出されたのがMPEG-2圧縮技術です。

おわり
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MPEG化のビットレート
 DVDのモーターやピックアップのサーボ機構が高精度化されると、超高速にディスクを回すことができますから、ハード的にもデータ転送レートを上げることができます。
MPEG-4の時代になると、高圧縮率/高画質を保ちつつ、データの転送が可能となりますから、60分以内の映像の場合、1パス(※)でも問題にはならないと言われています。
※:「1パス(ワンパス)とは」
 オーサリング時の1パス(ワンパス)とは、「1度映像を取り込んだ」時点で、どの程度の品質で取り込めばいいかを判断してDVD用のファイルに変換する事をさしています。60分以内の映像をエンコードする場合は、1パスで問題ないと考えられています。それ以上の映像時間の場合は、2パスにする場合が多いです。

2パス(ツーパス)とは、同じ映像を2度取り込む方法を指し、できる限り最適な画像にしようと努力する際に使用されます。当然、エンコード時間は1パスの2倍かかりますので、料金もだいぶ高くなります。


「1997年の雑誌記事より」
DVD-RAMの将来について、オーム社雑誌局刊、麻倉怜士著「DVD」に、次の記事がありましたので参考にして下さい。
東芝DVD事業部の山田技師長は「DVD-RAMはパソコン・ベリフェラルとして1997年に単体レコーダーが発売されます。1998年にはパソコンに内蔵されます。RAM・AVレコーダとしては、1999年ごろに、64Mビットの1チップ・MPEG-2エンコーダが開発され、それが組み込まれる予定。すると、エアチェック用のディスク・レコーダとして、テレビに内蔵される方向も見えてきます」。
だが、現実問題としてディスクが家庭の映像記録手段の主流になるというのは、かなり先の話であり、そうなったとしても、テープの役割は大きいはずというのが日立の久保田技師長の説だ。
家庭内情報蓄積にディスクとテープの併用のアイディアを打ち出す。


おわり
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ハイパーメディア
 私は人類が地球上に存在するかぎり、「最終メディア」は存在しないものと考えています。つまり、人類が歴史上において創出したメディアは、常にその時代の先端を走ってきたと思います。
 DVDの次に登場する「ハイパーメディア(とでも言いましょう)」は、「ギガ」バイトから「テラ」バイトの容量を持ち、転送レートは、現在の千倍以上になると思います。DVDは、そのための「つなぎ」に過ぎないのです。
いくら大容量であっても、低速のメディアは、陳腐化され排除されることになります。 メディアの世界では「速いことが正義」なのです。
おわり
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70ミリ映画の歴史
 70ミリ映画が誕生する遥か昔、エジソンが発明した「35ミリ方式」の映画は、今も標準になっています。
 これは、35ミリフィルム幅で、1コマにつき4つのパーフォレーション送りという基本構造になっています。

映画館

映写室
 その後出現した、シネマスコープ方式も、35ミリフィルム幅で、これはカメラのレンズの前に、アナモフィックレンズを付けて、水平方向に画像を圧縮して撮影し、映写の際も、このレンズを通して投影します。
こうすることにより、水平方向に延伸させて、もとの画面に戻し縦横比、1:2.35を得るのです。
 やがて、シネマスコープ時代から70ミリ映画全盛時代に突入します。
1950年代から1960年代にかけての「ベン・ハー」、「エル・シド」などのスペクタクル70ミリ映画には、トッド・AO方式やスーパーパナビジョン70方式、そしてMGM65方式、ウルトラパナビジョン70方式がありました。
BEN-HUR (1959)
 ベンハー(予告編)「1959年度アカデミー賞11部門を獲得」  
全画面
 前者のトッド・AO方式やスーパーパナビジョン70方式は、非圧縮型のプリントで、トッド・AO方式の映写画面の縦横比は、1:2.21で6チャンネルの立体音響方式を持っておりました。
 一方、後者のMGM65方式ウルトラパナビジョン70方式は、圧縮型プリントで縦横比1:2.5の映写画面を得ています。
他に、撮影は35ミリで行い、これを拡大プリントして70ミリフィルムにした準70ミリ映画方式にスーパーテクニラマ70方式がありました。
 そのほかに、パラマウント社のビスタビジョン方式がありますが、これは35ミリフィルムを横方向に走行させ、35ミリ方式の2倍の面積のパーフォレーション8個分を1画面として、映写画面の縦横比を1:1.85を得ています。
 その後、家庭にテレビやビデオ、レーザーディスク、そしてDVDが普及していくにつれ、70ミリ映画フィルムは、それらの原盤として甦えり、新しい道を歩むことになるのです。
おわり
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レーザーディスクの価格
 レーザーディスク(LD)が出始めの頃の1980年代、レーザーディスクプレーヤーの価格は、当時30万円もしておりました。
 '83年、映画「スターウォーズ」の発売と同時にパイオニアから(管球式レーザーから半導体レーザーに変わった)LD-7000が発売されたのですが、それでも価格は約20万円でした。(私の月給が20万円くらいの頃)
 その頃、70mm映画「エル・シド」がリリースされたので、私はそのLDソフトだけ買い、ハード(レーザーディスクプレーヤー)の購入は、お金がないので後回しでした。しかし、ハードがなければ、折角購入したソフトを観ることができないため、大学生協の編集コーナーで、ビデオテープに落として楽しんでおりました。
EL CID (1961)
 エルシド(予告編)
全画面 
 エルシド(カラオーラの戦い)
全画面 
「エルシド」全編 YouTube

El Cid
(1961 classic Knights & Christian Kings movie)

所有者: Political, Polemical, Protective, Musical Publisher

 LDソフト「エル・シド」を購入してから数ヶ月後、毎月3万円の小遣いを貯めて、ようやく、レーザーディスクプレーヤーの普及機であるパイオニアのLD-5000を買ったのです。
 いやー、そのときは現在使用しているCLD-757(当時、最新鋭の機種。CD,LDコンパチブル、LDの両面再生可能 1990年中期に発売。レガートリンクコンバージョン搭載8、定価:137,000円)を買ったときより嬉しかったですね。 また、LDの出始めの頃は、ソフトも高価だったですね。
 LD洋画ソフトの価格は、9800円から12800円が主流でしたから、現在のDVD洋画ソフトの約10倍でした。

LD-5000 1984年発売
「下記は1990年代に予想したことです」
 DVD-RAMの価格についてですが、MPEG2エンコーダーの価格は、数年前は、かなり高価でしたが、今後、100ドルくらいまで下がると言われています。21世紀中には、VHSなどのテープメディアは姿を消し、全てディスクメディアになるものと思われます。まあ、21世紀以内には、私たちも姿を消しますが。
DVD-RAMの容量は、片面で4.7GB、両面で9.4GB。しかし、2層のりライタブルは、現在の技術では不可能といわれています。 つまり半透明膜が2層の間にあるため、下層を確実に相変化させるのは難しいようです。
以上の理由により、現在のテープメディアも今後、長期間生き続けると思います。例えば、S-VHSテープにディジタル記録するD-VHSのように。
それよりもブルーレーザーが気になるところです。

おわり
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テレシネと音響
レーザーディスク(LD)全盛の頃、1990年代の話題です。
 音声の左右反転と映像の左右反転・・・これは何かお分かりでしょうか。
音声では右(R)と左(L)が逆になったり、映像ではフイルムを裏返ししたように右と左が逆になったソフトがあったのです。
現代劇でしたら、映像に写し出された店の看板やネオンをみれば、左右逆だとすぐ分かるのですが、古代劇の場合は、映像に看板やネオンは登場しないので判断するのは至難です。
 音声の場合は、リバースモード付きのアンプを使用すれば、即座に修正して聴くことが出来ますが、最近のアンプにはリバースモードがあるのは少なくなりました。
 ピンジャックを左右入れ替えれば良いのですが。ディジタル結合では、それも不可能です。
 映像の場合もそう簡単にはいきません。
 私はカラーコレクターを持っているので、ネガ/ポジの反転は可能ですが、左右の反転はできません。
 以前購入した映画「ソロモンとシバの女王」の映像が何かおかしいので、点検してみると、なんと映画全体の半分以上が左右反転しておりました。

 まだまだ、他に反転箇所があるかも知れませんが、前回のリリースの際に、パイオニアLDC(当時)に良品との交換などについて問い合わせたところ、この映画の制作者であるワーナーから私に連絡があり「エディットマスターテープ自体が、テレシネの失敗で反転されたものであったため、そのままマスタリングされてしまった。今後、再リリースされることがあれば良品と交換します。」という回答でした。
 しかし、映画製作者が、左右反転したままテレシネを行うとは考えられないのです。
 例えば、映画の登場人物が皆、左利きだと思ったら、映画の途中でいつの間にか右利きになったり、刀を右にさしたり、左にさしたり等、忙しいことです。映画「ソロモンとシバの女王」の合戦の場面では、左右が反転しているため、エジプトの方向からイスラエル軍が行進してくるような感じです。またその逆に、エジプト連合軍がエジプト方向に攻めていくように見えますから映画全体が不自然な物となっています。
 ワーナーもワーナーなら、内容の確認もしないで販売したパイオニアLDCも不注意すぎると思います。
 この映画「ソロモンとシバの女王」は、テレビでは、何度も再放送をしているので、一度でも「ソロモンとシバの女王」を観ていれば、左右反転していることが分かると思うのですが。
 私は、パイオニアのスタジオに行ったことがあるのですが、実際にマスタリング作業を行っているエンジニアは若い人が多かったですね。
おそらく名作「ソロモンとシバの女王」など観たこともないのでしょう。
Solomon and Sheba (1959)
2時間15分30秒
Salomón y la reina de Saba | K. Vidor | 1959   
  全画面 
Drama histórico que narra el famoso relato bíblico en el que el Rey David tiene una visión de Dios que le comunica que su joven hijo Salomón le sucederá como rey, provocando el desagrado de su otro hijo Adonijah.
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DVD、LD、VHD
 DVDが出現して嬉しく思った事は、LD(レーザーディスク)では、民生用として不可能であった録画が可能であると言うことでした。
端的に申しますと、高度成長期からバブル期に主流だったVTR(ビデオテープレコーダー)の録画再生と同様に扱える、いや、それ以上の機能を持っていると言うことです。
 更にLDの発売当時(1970年代)と比べると、ソフトが安価であるということですね。発売当時のLDの価格は、映画ソフトで1万円前後もしてましたので、一部のマニアにしか普及しなかったと思います。
それに対して、DVD-Videoの映画ソフトは、3千円台(1990年代)から売られていますので、一般のユーザーにも普及しやすいと思われます。

初期のレーザーディスクプレーヤー

 また、昔、VHDがLDに負けたのは、粉塵に弱く、画質も標準VTR並というように、LDに比べて劣る部分が多かったためと思います。
 更に、パイオニア社(レーザーディスク社)がLDソフトを「高画質で半永久的に楽しめる」ことを謳い文句に販売を促進したのも効果的であったようです。
しかし、経年劣化によるスノーノイズやディスクの反りによるクロストークノイズ(網状のノイズ)といった大きな問題がありました。
 パイオニア社では、当時、スノーノイズは酸化アルミで解決し、クロストークノイズは、チルトサーボで解決したと述べていますが、完全な対処とはいえませんでした。
 その為、いつの間にかLDの最大の特長である「半永久的」という謳い文句を外してしまったようです。
 やがてLDも消え去り、DVDが普及し発展していくのです。
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ダイヤ針(レコード針)
 アナログレコードのプレーヤーのダイヤ針の寿命で気が付いたのですが、ダイア針の中に純正のダイア(ソリッドダイア)ではなく接合型ダイア針があり、純正ダイアの半額以下で販売されていました。
 
 接合型ダイア針というのは、金属の針の先端にダイアの小片を接着してから研磨したもので、純正ダイアと比べると寿命が短く、音質も劣りましたが、価格は半額以下でした。接合型ダイア針は、廉価版のカートリッジやレコードプレーヤーに採用されているようです。
 ダイア針は、針は針ですが、先端は摩擦が少なくなるように、丸く研磨されているんですよね。まあ、摩擦がなければ音は出ませんが。
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各メディアの情報量
 いろいろな情報をディジタル化すると次のようになるようです。
メディア名  サンプル情報量 ディジタル換算の情報量
新聞 10,000字×32ページ 0.64メガバイト
写真集 A4サイズ×64ページ 1,600.00メガバイト
文庫本 640字×250ページ 0.32メガバイト
音楽用CD 1分間 8.65メガバイト
ビデオCD 1分間 8.65メガバイト
VHSビデオ 1分間 227.00メガバイト
テレビ 1分間 750.00メガバイト
DVD 1分間 35.30メガバイト
 映画の35ミリフィルムの場合は分かりません。どれくらいになるのでしょう。
 写真集を参考にしますと、スチールフィルムの場合で1ページにつき25メガバイトになりますね。
 これが映画フィルムですと、1分間の情報量は25(メガバイト)×24(コマ)×60(秒)=151440(メガバイト)にもなってしまいます。
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4チャンネルステレオ
 1970年代に流行した、今は懐かしき「4チャンネルステレオ」は、現在の「5.1チャンネル・サラウンドシステム」の元祖のようなものです。
 4チャンネルの最大の特徴は、再生音像をどこへでも自由に定位させることができ再生音場は飛躍的に拡大するということです。
 ただ、スピーカーシステムを選び、正しく調整しなければ、不自然な結果となります。正確には「CD-4ディスクリート4チャンネル」といいます。
 このシステムで使うレコードプレーヤーのカートリッジの高域特性は、最低でも50KHz以上は必要でした。
 他に「マトリックス4チャンネル」という疑似4チャンネルがありました。
いずれにしても、コンサートホールでコンサートを聴いている環境に近づけるというのが4チャンネルの目的でした。
 1990年代に流行った「ドルビーディジタル」は、劇場公開映画用立体音響システムを家庭で再現するというもので「ディスクリート4チャンネル」と共通する点が多いですね。 また、センタースピーカーを配置した「3Dステレオ」というのもありました。
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カートリッジの交換
 LPレコード(アナログレコード)の場合、カートリッジを交換することで様々な音を楽しむことが出来ましたね。カートリッジはそのままで、レコード針の交換だけでも違う音色になります。
 ところが、CD全盛時代になってから、アナログレコードのような楽しみ方が不可能になりました。 もしできるとしたらD/Aコンバータの交換という手段でしょうか。
 D/Aコンバータのチップ自体は、普通のLSIくらいの大きさで、取り付けもソケットに差し込むだけですから意外と簡単なんです。
 テレビゲームのカートリッジのようになれば、D/Aコンバータも扱いやすくなると思います。
 たとえば、聴く音楽によって、アナログレコードのカートリッジのように簡単に取り替えることもできます。
 また、複数台のCDプレーヤーを使っているという超ディジタルマニアもいるようです。
 CDの音は、D/Aコンバータの性能によって左右されるので、予算は十分にかけるようにしたいものですね。
 真空管アンプの時代は、容量リアクタンスや誘導リアクタンスが極めて小さい、「直結アンプ(DC-AMP)」が理想でした。
 その理由は、前段から終段まで直結にすれば、歪み(位相歪み・周波数歪み・振幅歪み)を最小限に抑えることができるからです。特に、位相歪み・周波数歪みの低減に効果があります。
 針の寿命は、調整や取り扱い方によって異なりますが、サファイア針で百時間、ダイア針で千時間は持つと思います。
 そういえば、昔、鋼鉄針というのがありました。78回転SPレコード用で、ガラス釘のような針でした。この針では、SPレコード2~3曲聞いたら取り替えなければならず、子供ながら針交換に忙しかった記憶があります。
 アナログ・レーザープレーヤー(米国CTIジャパン社製、レーザーターンテーブルLT-1)という代物が発売されたこともありました。

1990年5月27日(日)の北海道新聞(朝刊25面)に記事
 既に1989年の秋に製品化されているようです。
特徴としては、針がレコード盤に接触していないため、従来のアナログプレーヤーに比べ、ほこりや傷の影響が少なく、すり減ったり、反り返ったレコードでも再生できるということです。 しかし、価格が当時で198万円と高価。
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リニアトラッキング方式
 懐かしい「リニアトラッキング」関連の話題です。
リニアトラッキング方式」は、アナログレコードを再生するピックアップのトラッキングエラーを追放するために開発されました。
他に、日本ビクターやオーディオテクニカが「平行四辺形アーム」で解決、マランツ社は「平行移動式」、またオランダのタンジェント社は「カッター式レール方式」で解決しておりました。
 しかし、「リニアトラッキング方式」のサーボ機構は非常に複雑であるため、伸び悩み、いつのまにかCDが出現し、「リニアトラッキング方式」のレコードプレーヤーはアナログレコードとともに消えていきました。
 その後、アナログレコードプレーヤーが発売されても、どういうわけか、リニアトラッキング方式を採用していません。
それは、平行四辺形アームのように、できるだけ単純な方式でトラッキングエラーを解決するのがよいということでしょう。

■リニア・トラッキングとは

レコードがカッティングされる時には、レコードの外周から内週に向かって、中心に対して常に直角の角度を保ちながら移動します。再生時には、カッティングと同じ関係で、カートリッジを移動させようとするのが「リニアトラッキング方式」と呼ばれるアームです。


おわり
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スクラッチノイズ
 アナログレコード(LPレコード)で、一番気になる「スクラッチノイズ」ですが、CDの中にも入っている場合がありますので注意が必要です。
たとえば、安価な「復刻版」のように、レコードから原盤を起こしてプレスしたCDには注意が必要です。
 スクラッチノイズは、使用しているシステムによって、ノイズだけが強調される場合が多く、ピックアップカートリッジ、アンプ、スピーカーとも過渡特性が優れているシステムでは、ノイズが目立たなくなります。ただしノイズが完全に消えるわけではありません。
 特にスクラッチノイズは、針が極めて小さい「チリ」の上を通過するだけですから、「波形では半周期」で、ほとんど音にはならないのです。
しかし、過渡特性が悪いシステムでは、振動がすぐにおさまらずに「パチ、パチ・・・」というように後をひいてしまうわけです。
 スクラッチノイズの影響は、カートリッジのみではなく、アンプやスピーカーの過渡特性にも原因があります。
 たとえば、ノイズが時々出てくるようなレコードを再生した場合、過渡特性が抜群によければ、スクラッチノイズは全く気にならない場合もあります。ところが、過渡特性が悪いと、ノイズが何倍にも拡大されて「パチ、パチ・・・」という音となって出てくることになるのです。
 スクラッチノイズを抑える手っ取り早い方法は、ピックアップのカートリッジを過渡特性に優れたものと交換する事です。
 しかし、いくらピックアップカートリッジやアンプ、スピーカーシステムが高性能でも、日常的なLPレコードの管理を怠っては何にもなりません。
先日、20年以上前に購入したLPレコード、シューベルト「交響曲第7(9)番」を聞きましたが、「スクラッチノイズ」は全く気になりませんでした。
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デジタル多チャンネル時代
 昔、パソコンがオフィスで使われるようになると、紙は必要なくなる時代が来ると言われてきました。いわゆる「ペーパーレス」時代です。
 しかし、現実はペーパーが少なくなるどころか、パソコンなどで印刷したペーパーが氾濫し、ディスクの上は書類だらけです。しかし、個人情報が記載されている場合もあり、ゴミ箱に捨てるわけにもまいりません。
 BOOKメディア、つまり書籍は、「表紙」→「目次」→「グラビア」→「本文」→「索引」というように、構造やサイズなど極めて完成度が高いメディアです。いくらインターネットで電子本が読めるからといっても、やはり原本を読んだほうが面白みがあります。

 映像出版が「マルチメディアの分野」に入るには、書籍では出来ない内容でなければなりません。たとえば、雑誌のテレビガイドに、数百チャンネルの番組表を収録したDVD-ROMを添付することも必要になると思います。
 また、新聞も週または月1回、テレビやラジオの番組表をDVD-ROMで配布するのです。

 DVD-ROMに収録された番組表には、見たい番組を入力すると、そのチャンネルと番組および放送時間が表示され、必要であればDVDレコーダーのタイマーも自動的にセットするという具合です。
 しかし、いつでも好きな番組を見ることができるようになれば、録画する必要はありませんね。その場合は、ホスト局に、世界中の全ての映画や音楽などをディジタル化したマスターメディアがなければなりません。
 WOWOWの場合、1度見落としても、何回も再放送をやるので助かります。「隊長ブーリバ」や「ナバロンの要塞」などは10回以上も再放送したと思います。
(原文は「1995年頃」の原稿ですので、現在はすでに可能になっている内容もあり、賞味期限が切れているかも知れません。私の場合、現在はテレビを殆ど見なくなりました。)
おわり
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お勧めのビデオなど
 私は、史劇が好きです。特に「ベンハー」や「エルシド」などの70ミリスペクタクル映画は、現在でも飽きることなく鑑賞しております。また、大映の70ミリ巨編「釈迦」や「秦・始皇帝」「日蓮と蒙古大襲来」などのスペクタクル映画、東宝の「太平洋の嵐」「山本五十六」などの戦争映画も好みます。
 怪獣映画では、「ゴジラ」「モスラ」「ラドン」など、日本映画では、植木等主演の「日本一の色男」「日本一のゴマスリ男」「日本一のホラ吹き男」「日本一のゴリガン男」などの日本一シリーズを楽しんでいます。
 洋画では、チャールトン・ヘストン主演「ベンハー」「エル・シド」「十戒」、それからアーノルド・シュワルツェネッガー主演「コナン・ザ・グレート」「コマンドー」「プレデター」など、観ているだけでストレスが吹っ飛んでしまいます。また「ターミネーター3」も良く観ます。
 ミュージックでは「中島みゆき」の大ファンです。特に「夜会」シリーズをDVDで楽しんでいます。
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渥美清の映画
 渥美清といえば「寅さん」シリーズが有名ですが、私は「拝啓天皇陛下様」や「続・拝啓天皇陛下様」のほうが印象深いです。
 何故かというと、「寅さん」シリーズは、あまりにも現実離れしているためです。寅さんのように自由気ままに生きられるということが、企業や家庭に縛られている多数の国民の支持を得たものと思います。
 それは、できれば、寅さんのように自由に生きたい、といった願いから来ているのではないかと思うわけです。
 しかし、もし寅さんのような環境が与えられたとしても、はたしてその中に入られるでしょうか。
......露天商をしながら全国を旅をして、綺麗な女性と恋をする。家に帰ったら妹夫婦と叔父夫婦がいて、しまいにはいつも喧嘩になる。......
私の場合は、このような生活には疲れてしまいます。結局、寅さんのことは他人事だから面白く感じられるのです。
 それにしても、「男はつらいよ」シリーズで、マドンナ役を演じた女優は、歳を取っても皆、綺麗ですね。
美人の悩みは「いつまでも美を維持すること」と言われていますが、浅丘ルリ子さんなんぞは、とてもとても72歳の”おばあさん”には見えません。
おわり
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置物
 私の部屋では、昔購入した8トラックのテープデッキが置物になってます。8トラックを買った理由は8トラック方式カーステレオのソースを編集するためです。
置物といえば、Macintosh Plusもそうですが、これはなかなか良い物です。
それからレコードプレーヤーも置物に近い状態です。
 よくレコード針がすぐに曲がってしまうと言う話を聞きます。レコード針は自然に曲がることはないのですが、指先で押したり引いたりすると簡単に曲がってしまいます。あるいはMCカートリッジをMMカートリッジと勘違いして針を抜こうとしたのかも知れません。針を曲げたときの気持ちは、私にも経験がありますからよく分かります。
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